本年もありがとうございました。
今年はお互いに大変な一年になりましたね。
まさか自分が生きていくなかで未知のウイルスがやって来て世界中を襲うなんて映画みたいな事が起こるなんて想像もしてなかったです。
緊急事態宣言中、お客様には本当に助けられました。つけ麺買ってくれたり、まぜそば買ってくれたり、不安の中ご来店頂いた方もいらっしゃると重います。
今年いちばんの思い出は4月の自粛中です。
早寝、早起き、朝夕散歩、ご飯を作ったり、家族で3食一緒に食べるなんて滅多にない経験でした。娘とバトミントンしたり、縄跳びしたり、皆さんにとっての普通は僕にとっては特別な日々でした。
残りの1週間はこれから店をどうするか？を考え行動しました。パーテーションしたら嫌われるだろうなとか...。コロナという未知の経験の中正解なんかないなという答えに辿り着き、来てくれるちゃんとコロナと対峙してくれるお客様と末永く繋がっていきたい、マスクをしないで平気で喋れる方には嫌われて構わない。そんな風に考えました。小声ならいいんじゃないかとか色々思いましたが小声って人によってボリュームが違うし曖昧さを残すのは辞めようと思いました。
中途半端が1番良くない、振り切ろうという結論に至りました。それが信用に繋がると。
注意書きが書いてあるけどお客さんも守らないし、店側も守らせる気がなく書いただけという店を見てきました。
注意する方もむちゃくちゃシンドイですよ。
でも、大切な店の信用の為に自分で決めた事を自分で守れない事もシンドイです。
結果、今はほとんど「お喋りするならマスクをしてください」と注意する事もなくなりました。
コロナ対策でたくさんのお客様を失いました。
同時に信用して来て下さるお客様ともたくさん出会いました。
まだまだコロナとの戦いは続くと思いますが来年もありがた屋を楽しんで頂けるように精一杯やらせて頂きます。
いつも支えていただきありがとうございます。
あいしてます。
